活動報告

2010年8月24日 窓口業務を視察

 

神奈川区の       受付端末

横浜市神奈川区と川崎市麻生区の二つの区役所の窓口業務について視察をさせていただきました。川崎市は当初から戸籍・住民票の窓口で住所異動だけでなく、国民健康保険の住所異動の手続きもでき、若干ではありますが、いわゆる総合窓口化となっています。ただ、国保の住所異動のみが京都市の区役所における市民窓口課で行っていることから、単に国保の住所異動のみに来庁されても、窓口が混雑していると相当数の時間がかかり改善の声も出ているそうです。
 また、神奈川区役所では全国でも例を見ない窓口での順番の受付が一元化された※1『カメサポ』を使っての窓口に来られた方の利便を図られていました。具体的には、住所変更の手続きの受付を行うと同時にその他の窓口の受付番号も登録するといったシステムです。このシステムを導入することで、届出の窓口の重複を避けることができ、いわゆる“一筆書き”で届けができ、窓口のたらいまわしを避けることができます。そのために、届出の時間が約30分以上短縮されたと報告されていました。確かに、一つの窓口でその他の受付の番号も交付されれば、処理が終わり次の窓口に行けば、直ぐに受付けてもらえるために、時間は短縮されます。
 さらに、システム開発も既存のシステムにLANでつなげるといったもので、少しパソコンに興味のある方なら十分に対応できるものだそうです。ただ、各課のLANを構築するために業者の手が必要であり、さらにトラブルの時のメンテナンスの分を組み込んで、総額約1,200万円で構築したそうです。1,200万円が高いのか、安いのかは実際の事業を数年取組んでいかないと結論は出ないと思いますが、神奈川区役所の方々は「費用対効果は十分に発揮されている」と自負されていました。庁舎の関係等により総合窓口課が進まない京都市においては、神奈川区役所で導入されているシステムを京都市に運用できないかを検討してみてはどうだろうか。
 ※1『カメサポ』…浦島太郎伝説のある横浜市神奈川区のマスコットキャラクターのカメが来庁者の受付業務をサポートすることから命名された。