活動報告

2011年7月2日~10日 岩手県宮古市での震災ボランティア

津波で流された跡に ポツンと建つ蔵

 7月2日から10日まで岩手県宮古市へ避難所運営補助といった震災ボランティアに行ってきました。宮古市は他の市町村に比べると、まだ被害の少なかった市町村でありますが、それでも町のあちこちに基礎部分だけを残す建物跡や「解体OK」と朱書きされた家が点在していました。また、海岸や閉伊川周辺は瓦礫こそ一か所にまとめられていましたが、津波で建物等が流されたままになっていました。傾いた危険家屋の解体が進む中、未だ避難所での生活が余技なくされている方々も、たくさんいらっしゃいました。私は、山口小学校という河口からは離れていたために津波の被害のなかった小学校の体育館を使っている避難所に配置されました。災害当初に比べると、避難されている方々も減っていると宮古市の職員さんがはなされていましたが、それでも37名もの人がプライバシーのほとんどない過酷な条件の下で生活されていました。仮設住宅もどんどん建設され、私のいた一週間の間にも9人もの方が仮設に移られていました。しかし、単に仮設に引っ越しただけで、復興・自立に向けての取組みの最重要課題である『雇用対策・就業支援』が進んでいないと感じました。

暑い体育館での    避難所生活

 復興への第一歩が避難所から仮設であるならば、その次の一歩は、就業支援を行い、安定した収入を得ていただく、自立に向けての取組みだと思います。この就業支援という雇用対策は地域の経済活性化ににも大きく寄与するものと確信していますので、各自治体が自由に使える財源を国がきちんと措置をして、自立・復興に向けての取組みを推進していかねばならないと強く感じました。たいへん、微力で、遠く離れた京都からという発信となるとは思いますが、頑張って声を挙げていきたいと思います。